あきろう校長
将来使うことのなくなる家を処分する際に失敗した事例を紹介していくホゥ!
あきた先生
どういう状況の事例か見ていきましょう!
岐阜県で空き家物件を解体する際に費用で業者とトラブルになったKさんの事例
Kさんは地元の岐阜を離れ、仕事で現在在住している兵庫県で家庭を持ち15年が経ち、将来的に地元に帰ることを考えていませんでした。しかしKさんは一人っ子で両親が高齢になったこともあり、遠方で誰も面倒が見れなくなる事を常々心配に思っていました。その理由から兵庫に家を建てる際に2世帯住宅にして両親を呼び寄せる事にしました。
Kさんは岐阜の実家を両親が自身の住んでいる兵庫に引っ越した後は解体して処分する事を決心しました。
仕事の休みを使って地元岐阜の解体業者を探し出し、打合せをして現場調査をしてもらいました。
Kさんは解体業者と打合せをした際、その解体業者は経験が豊富な印象がありましたので、Kさんはその業者を信頼して工事を任せることにしました。
打合せをして工事を進めていることを親戚と話していると、「追加費用があるといけないから口頭だけではなくて現場を見てもらったら再度見積もりを出してもらいなさい」とアドバイスをもらいました。
その話に納得したKさんは詳細見積書を出してもらうために再度業者の携帯電話に何度か連絡しましたが繋がらず、なかなか折り返しの電話ももらえずにKさんはフラストレーションが溜まっていました。
そして2日後にやっと折り返しの連絡が来て、詳細見積もりが欲しい旨を伝えることが出来ました。この連絡が着きにくい事があってKさんは業者に対して少し不信感を抱いていました。
後日、兵庫に戻ったKさん宛に詳細見積書が郵送され、中身を確認した上で、解体工事に着手してもらいました。
そして業者から工事が完了した事を伝える連絡が来ました。
その時にKさんは肩を落とす事になりました。
理由は詳細見積もりから更に追加費用が発生していたからだったのです。
Kさんがなぜ追加費用が発生するのか理由を問うと業者は「地中にKさん宅以前の建物の基礎や他にも工事をする際の障害物があった。地中の事は正直工事を進めないと分からないこと」との事でした。
Kさんは「それならばその時にタイムリーに連絡してくれたら良かったじゃないか。障害物の記録や写真は取っているのか」と聞きなおすと業者は「記録は取っていないが基礎を除去したことは間違いないので追加経費分を払って欲しい」と引き下がりませんでした。
業者とは話し合いましたが、結果的にKさんが諦めて追加費用を支払う形でこの工事は終了しました。
解体業者の工事の腕は良かったものの、業者との連携が良くなかった事が原因で工事後に発生してしまったトラブル事例です。
どうすればよかったのか?
今回の事例は確かに地中の障害物なので、地上での現場調査で障害物の有無について把握する事は難しいでしょう。しかし業者は地中障害物があるかもしれない事、その際は追加経費が発生してしまう事を事前に伝えることもできたはずです。
その上、工事を進める中で障害物があったらその都度施主さんに連絡すること、障害物の記録を取っておくことが後々のトラブルを回避する大事なポイントだと考えております。
このような事例を2度と起こさないよう業者選びが非常に重要な作業になってきます。
空き家の活用や処分には様々な業者が絡むことになりますので、複数の会社に見積もりをもらったりしなければなりませんが『司法書士しょうむら事務所』ではワンストップでのご相談をすることができます。
あきた先生
家や不動産についての知識がなければ質問も聞きにくいですよね。。
あきろう校長
不安な依頼者を安心させるのも代表・庄村の役目だホゥ!
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