あきろう校長
今回は空き家を処分することなく放置し、失敗してしまった事例を紹介していくホゥ!
あきた先生
どういう状況の事例か見ていきましょう!
両親が他界して田舎の実家を相続したTさんの事例
Tさんは就職してから大阪にずっと住んでおり、田舎に戻る事を考えていなかったので処分をしようと思っていました。しかし手続などをする時間をなかなか作ることができずに時間が経ってしまい、結局空き家のまま6年間も放置してしまいました。
長期休暇の際には地元に帰省したついでに簡単な掃除や草取りを毎回していましたが、6年目を迎えるお盆に毎度のごとく様子を見に行くとなんと鍵が空いていました。
「前回に立ち寄った際に鍵をかけていたはず」とTさんは自分に言い聞かせながらも、ゆっくり中に入ると空き缶やコンビニで購入したお菓子、おつまみのゴミが散らかっていました。
挙句の果てにはタバコの吸殻も沢山捨ててありました。
きちんと鎮火されていたのが不幸中の幸いで、もしタバコの火が家中に回っていたとしたら。。
と考えるだけでも恐ろしい状況だったとTさんはそのとき思いました。
そして二階に上がると壁にはスプレーで落書きがされていました。
もともと古い家で活用することはあまり考慮していなかったのですが、様々な箇所に落書きや穴があったことで活用することは絶望的になり、そのことがきっかけでTさんはやっと処分することを決心しました。
最終的に大切な資産を活用できずに処分するということになってしまいました。
どうすればよかったのか?
今回は結果的に大事にはなりませんでしたが、Tさんのように不法侵入されたことにより空き家を荒らされてしまったケースも少なくはないようです。もし火災になって隣家に被害が及んでしまった場合は所有者の管理不十分で弁償が必要になります。
とてもTさんだけでは処理出来ず、人生を大きく狂わせていたことでしょう。
売却しても大きな額にはならない可能性もありますが、放置したままにしておくよりもリスクが少なく安全だと思います。活用を考えている場合も同様で、できるだけ早く専門家に相談し対応策を一緒に考えていくことも重要です。
空き家の活用や処分には様々な業者が絡むことになりますので、複数の会社に見積もりをもらったりしなければなりませんが『司法書士しょうむら事務所』ではワンストップでのご相談をすることができます。
あきた先生
もし自分の財産が燃やされて他人を巻き込んでいたら・・なんて考えるだけでゾッとしますね。。
あきろう校長
処分することを決めたら早急に対応しないと危ないと分かる事例を紹介したホゥ!
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