あきろう校長
今回の記事は空き家を活用し、失敗してしまった事例を紹介していくホゥ!
あきた先生
事例を見て、状況を確認していきましょう!
都内に住みながら長野県の実家を相続したUさんの事例
Uさんは大学進学後に都内で就職することになり東京で家庭を持っていました。そして、東京在住中に両親が亡くなりそのまま実家を相続しました。
あきた先生
思いがけずに実家を所有してしまい、流れで空き家にしてしまう典型的なパターンですね。
実家を相続した頃、Uさんは仕事で会社のプロジェクト長にも任命されており、公私共に忙しかったので相続した実家にあまり興味はなく、田舎の家で固定資産税も年間に6万円程だったので、積極的に買い手を見つけるわけでもなく活用することも考えていませんでした。
それから時間が経ち一時的な不動産投資ブームが到来した影響で、Uさんは仕事も一段落付いていたこともあり、空いた時間を見つけてはセミナーや勉強会に参加していました。
色んな情報をインプットしたUさんは実家をリノベーションして賃貸として活用する事を決断し、帰省をしたついでに長野で信頼出来るリノベーション業者を探し出し物件の視察と打合せを行うことにしました。
しかしその頃はUさんが実家を空き家にしてから既に4年の月日が経っていました。
ずっと家を放ったらかしだったので、業者と打合せをするタイミングがUさんにとっても初めて様子を見るといった状況でした。
放置し続けた結果
案の定、物件は激しく老朽化が進んでいました。外観は草が生い茂っており壁もボロボロでした。中に入ると埃臭く床も痛み、柱の木材も所々割れていました。業者にリノベーション費用の詳細な見積を算出してもらったのですが、傷みが激しかったので至るところの補修が必要になったので概算見積りの金額よりも随分高くつきました。
Uさんは再度提示された見積もり金額に驚き、リノベーション工事を迷いました。
しかし何も手をつけない状態で再度放ったらかしにしても国から「特定空き家」に指定され固定資産税も上がるだけです。結局は補修を込めた金額でリノベーションをすることになりました。
どう対応すればよかったのか?
Uさんはもっと早いタイミングで対策を打てば良かったと心底後悔しています。家は人が住まなくなると気温や湿度の調整がされないので、過度の湿気や乾燥で傷むスピードが格段に早くなります。
活用を少しでも頭に入れているのであれば、空き家を相続したらすぐに売却、賃貸に出す等の何かしらのアクションを取りましょう。そのまま放置しておくと想定外の手間やコストがかかることになります。

空き家の活用や処分には様々な業者が絡むことになりますので、複数の会社に見積もりをもらったりしなければなりませんが『司法書士しょうむら事務所』ではワンストップでのご相談をすることができます。
あきた先生
しょうむら事務所はリフォーム会社や不動産会社とも提携しているのですよね?
あきろう校長
そうだホゥ!空き家の活用相談など、全てワンストップで解決できるホゥ!
代表・庄村が持つ豊富な知識とノウハウで、お客様が満足されるよう誠心誠意対応させていただきます。
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